UnaCasitaは大人女性が落ち着いた空間で
髪と頭皮に優しいオーガニックカラーの
施術が可能なヘアサロンです
・ヴィラロドラ正規取扱店
・グローバルミルボン正規取扱店
・ヴィラロドラオーガニックカラー正規取扱店
・テオン正規取扱店
・ザ モイ正規取扱店
こんにちはー
手話/口話/筆談が出来る
理美容師兼アイリスト
codaの髙橋マサトです
髪の毛って酸性?アルカリ性?
毛髪は、肌と同じく「弱酸性」が理想ですが、
パーマやヘアカラーを施術するときには薬剤の性質により、
酸性やアルカリ性に変化します。
pHが変化することは髪にとって、
どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
pHからわかる毛髪の性質と、毛髪とpHの関係について説明します。
pHってなに?
pHとは、
水素イオン濃度をわかりやすく数値化したものです。
その数値により、酸性、中性、アルカリ性に分かれます。
pH値が低くなると酸性に、
高くなるとアルカリ性に近づきます。
身近にあるものでは、
酸性がレモン、中性が水、アルカリ性はこんにゃくが挙げられます。
毛髪のpHは「4.5~5.5(弱酸性)」が理想的といわれ、
この値を毛髪の等電点(とうでんてん)といいます。
ウロコ状に重なり毛髪全体を包んでいるキューティクルの状態も
pHによって変化します。
等電点よりpH値が低くなると、キューティクルが閉じます。
この状態を収斂(しゅうれん)といいます。
キューティクルは毛髪の外部と内部を隔てるドアのような役割があり、
収斂はドアを閉めるようなイメージです。
そうなると、毛髪全体が硬くなっていき、手触りが悪くなります。
また反対に、pH値が高くなると、キューティクルは開き水分などを
吸収しやすい状態になります。
この状態を膨潤(ぼうじゅん)といいます。
毛髪内部へのドアを開くことになり、
毛髪内部の補修に有効な成分やヘアカラーの染料などが
浸透しやすくなります。その一方で、
ドアを開けたままの状態だと、
毛髪内に浸透した成分が抜けやすくなってしまいます。
毛髪のpHと状態
pHを知れば、ヘアカラーやパーマの仕上がりを
コントロールすることができる
毛髪のpHは、使用する薬剤の性質により影響を受け、変化します。
一般的に多く使用されているヘアカラー剤は、アルカリ性です。
そのため、ヘアカラー施術中は毛髪もアルカリ性になります。
キューティクルが開くので、染料が毛髪内部に入り込み定着し、
発色します。
毛髪のpHをアルカリ性にすれば、染料が毛髪内部へ浸透しやすくなり、
ヘアカラー剤の発色向上が期待できます。
もし、ヘアカラー剤が酸性であれば、ドアを閉じることになり、
染料は毛髪内部へほとんど浸透しません。
ヘアカラー後は、日々のシャンプーやトリートメントによって、
1~2週間かけて弱酸性(等電点)に戻っていきます。
等電点へ戻ることで、
キューティクルのドアは閉まっていき、染料が流出しにくくなります。
ただし、ヘアカラーの施術直後に急激にpHを低くしすぎると、
ヘアカラーが変色する可能性もあるので、注意が必要です。
ヘアマニキュアの場合は酸性カラーと言われており、
キューティクルを開かないため、
髪の内側に浸透することはほとんどなく、
イオン結合によって髪の表面に染料が付着し、発色する。
ということは
全くダメージしないのは
ヘアマニキュアということになります。
また、ヘアマニキュアは、
アレルギー反応を起こす可能性のある成分「ジアミン」を
含んでいないため、かゆみやかぶれが起こりにくい。
アルカリカラー剤が肌に合わなかった人も、比較的使用しやすいです。
もちろんヘアマニキュアのデメリットもあります
●明度のアップはできない
髪を脱色できないため、暗い色の髪にそのまま染めても鮮やかな色は出にくい。
●色持ちが長くない
アルカリカラー剤は2~3ヶ月色持ちする一方で、塩基性カラーの色持ちは2〜4週間程度と比較的短い。
パーマ剤は??
一般的に1剤はアルカリ性、2剤は弱酸性で設計されています。
1剤でキューティクルを膨潤させドアを開き、
有効成分を毛髪内部へ浸透させ、カールまたはストレートに
変形させる状態を作ります。
2剤は1剤が作ったカールまたはストレートの状態をキープするため、
キューティクルを閉じる役割をします。
これによって持続性のあるカールやストレートが実現できます。
カールの強弱はpHの設定を変える事でも調整されています。
例えば、
ゆるいカールにしたい場合、
アルカリ性が高すぎないpHに設定すると良い結果が得られます。
使う薬剤を変えれば、
カラーの発色向上やパーマのかかり具合をコントロールすることもできます。
ただし、ダメージが進んだ毛髪をアルカリ性にすると、
内部の必要なタンパク質まで流出しやすくなり、
より傷んでしまうことも考えられます。
ダメージした髪にヘアカラー剤を使用する場合は、
ヘアサロンで相談するのがおすすめです。
pHをコントロールすることで、
膨潤させて有効成分の浸透を促進させたり、
毛髪を収斂させて閉じ込めたり、
施術効果を高めることが期待できます。
UnaCasitaは夫婦経営のヘアサロンです。
平日は主に高橋のみの出勤となっておりますので
平日に限り、貸切での接客が可能です。
静かな広々空間で貴方だけのお時間を
お過ごしくださいませ。
週末はREIKOも出勤しておりますので
少しだけ賑やかな空間となります。
ご予約お待ちしております✂︎
UnaCasitaは大人女性が落ち着いた空間で
髪と頭皮に優しいオーガニックカラーの
施術が可能なヘアサロンです
・ヴィラロドラ正規取扱店
・グローバルミルボン正規取扱店
・ヴィラロドラオーガニックカラー正規取扱店
・テオン正規取扱店
・ザ モイ正規取扱店
こんにちはー
手話/口話/筆談が出来る
理美容師兼アイリスト
codaの髙橋マサトです
髪の毛って酸性?アルカリ性?
毛髪は、肌と同じく「弱酸性」が理想ですが、
パーマやヘアカラーを施術するときには薬剤の性質により、
酸性やアルカリ性に変化します。
pHが変化することは髪にとって、
どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
pHからわかる毛髪の性質と、毛髪とpHの関係について説明します。
pHってなに?
pHとは、
水素イオン濃度をわかりやすく数値化したものです。
その数値により、酸性、中性、アルカリ性に分かれます。
pH値が低くなると酸性に、
高くなるとアルカリ性に近づきます。
身近にあるものでは、
酸性がレモン、中性が水、アルカリ性はこんにゃくが挙げられます。
毛髪のpHは「4.5~5.5(弱酸性)」が理想的といわれ、
この値を毛髪の等電点(とうでんてん)といいます。
ウロコ状に重なり毛髪全体を包んでいるキューティクルの状態も
pHによって変化します。
等電点よりpH値が低くなると、キューティクルが閉じます。
この状態を収斂(しゅうれん)といいます。
キューティクルは毛髪の外部と内部を隔てるドアのような役割があり、
収斂はドアを閉めるようなイメージです。
そうなると、毛髪全体が硬くなっていき、手触りが悪くなります。
また反対に、pH値が高くなると、キューティクルは開き水分などを
吸収しやすい状態になります。
この状態を膨潤(ぼうじゅん)といいます。
毛髪内部へのドアを開くことになり、
毛髪内部の補修に有効な成分やヘアカラーの染料などが
浸透しやすくなります。その一方で、
ドアを開けたままの状態だと、
毛髪内に浸透した成分が抜けやすくなってしまいます。
毛髪のpHと状態
pHを知れば、ヘアカラーやパーマの仕上がりを
コントロールすることができる
毛髪のpHは、使用する薬剤の性質により影響を受け、変化します。
一般的に多く使用されているヘアカラー剤は、アルカリ性です。
そのため、ヘアカラー施術中は毛髪もアルカリ性になります。
キューティクルが開くので、染料が毛髪内部に入り込み定着し、
発色します。
毛髪のpHをアルカリ性にすれば、染料が毛髪内部へ浸透しやすくなり、
ヘアカラー剤の発色向上が期待できます。
もし、ヘアカラー剤が酸性であれば、ドアを閉じることになり、
染料は毛髪内部へほとんど浸透しません。
ヘアカラー後は、日々のシャンプーやトリートメントによって、
1~2週間かけて弱酸性(等電点)に戻っていきます。
等電点へ戻ることで、
キューティクルのドアは閉まっていき、染料が流出しにくくなります。
ただし、ヘアカラーの施術直後に急激にpHを低くしすぎると、
ヘアカラーが変色する可能性もあるので、注意が必要です。
ヘアマニキュアの場合は酸性カラーと言われており、
キューティクルを開かないため、
髪の内側に浸透することはほとんどなく、
イオン結合によって髪の表面に染料が付着し、発色する。
ということは
全くダメージしないのは
ヘアマニキュアということになります。
また、ヘアマニキュアは、
アレルギー反応を起こす可能性のある成分「ジアミン」を
含んでいないため、かゆみやかぶれが起こりにくい。
アルカリカラー剤が肌に合わなかった人も、比較的使用しやすいです。
もちろんヘアマニキュアのデメリットもあります
●明度のアップはできない
髪を脱色できないため、暗い色の髪にそのまま染めても鮮やかな色は出にくい。
●色持ちが長くない
アルカリカラー剤は2~3ヶ月色持ちする一方で、塩基性カラーの色持ちは2〜4週間程度と比較的短い。
パーマ剤は??
一般的に1剤はアルカリ性、2剤は弱酸性で設計されています。
1剤でキューティクルを膨潤させドアを開き、
有効成分を毛髪内部へ浸透させ、カールまたはストレートに
変形させる状態を作ります。
2剤は1剤が作ったカールまたはストレートの状態をキープするため、
キューティクルを閉じる役割をします。
これによって持続性のあるカールやストレートが実現できます。
カールの強弱はpHの設定を変える事でも調整されています。
例えば、
ゆるいカールにしたい場合、
アルカリ性が高すぎないpHに設定すると良い結果が得られます。
使う薬剤を変えれば、
カラーの発色向上やパーマのかかり具合をコントロールすることもできます。
ただし、ダメージが進んだ毛髪をアルカリ性にすると、
内部の必要なタンパク質まで流出しやすくなり、
より傷んでしまうことも考えられます。
ダメージした髪にヘアカラー剤を使用する場合は、
ヘアサロンで相談するのがおすすめです。
pHをコントロールすることで、
膨潤させて有効成分の浸透を促進させたり、
毛髪を収斂させて閉じ込めたり、
施術効果を高めることが期待できます。
UnaCasitaは夫婦経営のヘアサロンです。
平日は主に高橋のみの出勤となっておりますので
平日に限り、貸切での接客が可能です。
静かな広々空間で貴方だけのお時間を
お過ごしくださいませ。
週末はREIKOも出勤しておりますので
少しだけ賑やかな空間となります。
ご予約お待ちしております✂︎